昨日まで習慣になっていなかったものを習慣化するためにどうしたらい

はいどうもこんにちは。今回はなかなか習慣が身につかない自分が習慣化を身につける為にどうしたらいいかを考えてみました。まぁ冷やかしていどに読んでいってください。

昨日まで習慣になっていなかったものを習慣化するためにどうしたらいいか?

これが今回のテーマです。
以下、定義というか前提というか。

今回の習慣はあるプロジェクトを進行するための行動を指す事が多い。
ここでは厳密に言えば習慣ではなく、PJに対する行動様式の一つと見られる。
したがって習慣ではなく準習慣と呼ぶべきだろう。でも面倒くさいんで習慣で統一する。

習慣化するために必要なもの、その仮定
・モチベーションかも
・無理をしないこと、余裕かも

→検証しよう。

演繹的に。
「筋トレは何故準習慣化できた?」
・痩せて恋人を創りたいという動機があった。(動機)
・そのために数値化された目標があった。(動機のための指標)
・いつでも辞められるという精神的余裕があったため、挫折することなく続けられた。(余裕)
・続けてみると楽しかった。(余裕の追加)

実際に8月から11月にかけて6kg減少、大成功。
しかし寒くなってきて習慣が途絶えたという事実は、ある条件によって習慣は容易に変更を迫られるということを示さないか。

10月以降の変更点
・寒い=余裕がなくなる=精神的な負担へ。(=環境面の変更が心境面に影響
・モチベーションの消失、別に彼女とかいらねーや。(=心境面に直接影響

環境や心境の変化は習慣に大きな影響を与える。
→習慣化するには環境や心境を変更しない方がいい。


準習慣へのアジェンダ、どうすればこの怠け者は動くのかという決定的な答え。

要件
心境に関すること
・動機を維持する。
・他人の行動によって影響される場合に対処できること。あるいは他人の影響がないものであること。

環境に関すること。
・環境を容易に変更させない余裕を持つこと。(長期的)
・集中できる環境であること。(短期的)

実践例
プログラミングを習慣化したい。
(なぜ?:起業するのにプログラミングは習得すべき技術であるという見方)

何故習慣化できないか。
心境
・動機=「〜べき」は動機として弱い。
・他人の行動によって〜=満たしている。

環境
・余裕を持つこと=有り余る時間があるため満たしている。
・集中できる環境があること=カフェ。しかし生活時間帯と微妙に合わない。

浮き上がってきた問題点
・動機が弱い。
・環境がない。

そんなわけでソリューション
・動機があいまい=短期的に目標を設定する(外部要因)自分のなりたい姿としてのPGをイメージする(内部要因)
・環境がない=毎日のスケジューリングをカフェの開店時刻に合わせる。24時間開店の店もあるが、これは高いし生活習慣も乱れる。

その2
技術・ ビジネスの勉強を習慣化したい。
(なぜ?:起業するのに新しい技術・ビジネスについての知識が必要なのは当然)
→ある程度習慣化できているが、満足度がない。

何故習慣化できないか。
心境
・動機=楽しい。起業に必要。
・他人の行動によって〜=その時取り組んでいるPJによって大きな影響を受ける。

環境
・余裕を持つこと=有り余る時間があるため満たしている。
・集中できる環境があること=情報収集は容易。だがアジェンダとしてまとめる機会があまりない。

浮き上がってきた問題点
・PJによって対象がコロコロ変わる=満足度に結びつかない。浮気感がある。
アジェンダとしてまとめていないので、情報を収拾しても腑に落ちる所まで進めていない。

そんなわけでソリューション
・PJによって〜=PJ同士を関わらせる。
アジェンダ〜=誰かに発表する機会を持つ。輪講の重要性。ブログでは経験的にフィードバックがない。勉強会への定期的な参加・発表が理想。



以上です。なかなか駆け足な紹介になってしまいましたが、もし読者の方に汲み取る所があれば幸いです。

トヨタ生産方式を信仰している

知能テストで10段階評価の「9+」という評価を貰った事がある。
グラフも見えて、山の右端が黒く塗りつぶされていた。

いや、これは別に正式に言われたわけじゃない。
2年前の就活の時、面接官と1対1で会話してたときに面接官が見ていた資料がチラっと見えたのだ。

自分がそれくらいだって事は知ってたから驚きじゃない。
そもそもIQ115〜119くらいあるらしいしね。
時間間違えて余裕こいてた割に9+だから、頑張ればもうちっと行けた気もする。

つってもSPIを受けた時はリクルートのお兄さん(やな奴)に

「君は成績が良すぎて返って怪しいんだよね」

とまで面と向かって言われたこともあるわけで、なんかあんまり得してない気がする。
電話口で別の面接官(良い人)に「君の事が社内で議論になっている」と言われた。
やっぱり得してない気がする。


そんな「9+」を目撃したのはトヨタのグループ会社での事だ。
トヨタバッシングがあった時期で、系列のその会社も採用を絞っていたよう。
もともと、単体ではそんなに大きな会社じゃないからね。
最終選考は5人に絞られた。
最終合格は2人らしい。
俺は何故か5人に残った。

さすがにここまで行くとトヨタの事を勉強しないとな、と思って書店で本を買った。
トヨタ生産方式について書かれた本で、後にこの選択を後悔する。
だってアマゾンで1円で売られてたんだもん。
アマゾンマーケットプレースで出奔しようとしたときにガックリしたもんだ。

しかしトヨタ生産方式がなんか凄いらしいぞって事は伝わった。
そして、それから俺は何度もトヨタ生産方式についての言及を目にする事になる。

カンバン方式、ジャストインタイム、カイゼン、7つの無駄、多能工自働化

それは世界的にも有名な、そして合理的な方式なのだ。


生産効率っていうのはモノづくりにとってはやはり追求しないといけない点なのである。
トヨタ生産方式は日本人が生み出した、最も合理的な生産方式の一つとして評価されている。
次第に俺もその価値を信仰し始め、そして啓蒙するようになった。
それは自然な事だったかもしれない。


もっとも俺にとってトヨタ生産方式は古典のようなものである。

例えば源氏物語が古典なのは、時代が違うからだ。
現代人は12単を着ないだろう。
同様の構図は俺とトヨタ生産方式にも当てはまる
俺は自動車を作らない。

しかし、古典というのは「ただ古いだけのもの」ではない。
古典が長く語り継がれるのは、現代でも汲み取れる何かがあるからだ。
源氏物語には普遍的な人間の情緒がある。
そういった意味で、俺にとってトヨタ生産方式はやはり古典なのである。

例えば、デルコンピューターがトヨタ生産方式を採用して成功しているし、アパレル業界のINDITEXが衣料品用に完成させた事で有名だ。
その思想が、モノづくりにとって追求しなければならない点であるという事は既に述べた。
だから俺はトヨタ生産方式を活かす。
でもここに疑問が生まれる。
俺はトヨタ生産方式をどう活かすべきか?

俺は富を求めている。
富とはある意味で生産されるものである。
コストが高ければ消耗され、コストが低ければ増えていく。
ここでいう富とは何か?
金か?不動産か?宝石か?

いいや、時間だ。
富は時間を節約する事でもたらされる。
これは真理に思える。

年収1000万円で一日16時間働いている人と、年収500万円で一日8時間働いている人とではどっちが良いだろうか。
前者はきっと家族サービスなんて二の次で、四六字中会議や電話に追われている。それでも仕事が終わらないんだ。休日さえも犠牲にするかもしれない。
後者は定時には帰宅でき、アフター5は飲みに行ったり家族と外食に行ったりできる。休日はノンビリ温泉にでも行くのさ。

金銭的なリスクは前者の方が低いだろう。
そういう意味では、金は多ければ多いほどいい。
でも豊かさという意味では、どっちの人生の方が良い?
答えは明らかだ。
そもそも金の話なんてキリがなくなる。
うちのオヤジは年収1000万もらっていたが、それでも母親に金が少ないと言われてたもんだ。

時間の余裕こそが富をもたらす。
例えば1箇月に10万円の仕事ができる人と、1日で10万円の仕事ができる人とでは後者の方が富を持っているに違いない。
そんな事は猿でも分かる。

しかしこの差はどこから来るのか?
それは仕事の内容があるから一概には言えないけれど、きっと時間に余裕がなくなるのは無駄が多いからだ。

だからトヨタ生産方式は7つの無駄を定義する。

1.作り過ぎのムダ
2.手待ちのムダ
3.運搬のムダ
4.加工のムダ
5.在庫のムダ
6.動作のムダ
7.不良をつくるムダ

だから、俺も7つの無駄を定義してみよう。

1.勉強のムダ
2.アイディアのムダ
3.人と会うムダ
4.工夫のムダ
5.人材のムダ
6.日記のムダ
7.バグをつくるムダ

そう、仕事をしたつもりになってはいけないのだ。
でもこれはまだ完璧なムダじゃない。
β版ってとこだろう。
書いてみて思うのは、もっと抽象的で良いということ。
だからこれから折衝していく。
そうしたら、7つどころじゃなくなるかもしれないし、もっと少ないかもしれない。


やがてジャストインタイムを実現する。
それが目的だ。
デルコンピュータはジャストインタイム方式を採用した、全く新しくて古典的なビジネスモデルだ。
INDITEXはジャストインタイムを採用してアパレル業界のデルと呼ばれるようになった。
ならば俺もジャストインタイムを採用して、そうだな、web業界のデルとかアプリ開発のデルとか、そういったポジションを先ずは目指すとしようかな。

不満だが満足している、というおはなし

やっぱり理系なら

PDCAサイクル

を回さないとね。

PDCAっていうのは

plan
do
check
act

の4つの段階の事で、要するに

計画
実行
検証
改善

というサイクルを繰り返していく事である。
うん、俺ってば分かりやすい。

そんなわけで俺は自分の行動を検証するわけだが、そんな過程でいくつか気づいた事がある。
その点について、ハーズバーグさんの理論に語らせよう。


ハーズバーグさんはかく語りき。
人間には衛生要因と動機づけ要因というものがある。
http://leadershipinsight.jp/dictionary/words/herzbergs_theory_of_motivation.html

皆さんはどういう事に満足や不満を感じますか?

そう問われればあれもこれもと思い浮かぶだろう。
でも、ある一つの事が満たされれば満足し、それが満たされなければ不満に思う、というほど人間の満足感っていうのは一元的なものではないという考え方だがあるのだ。
一元的でなければ二元的なのである。
それがハーズバーグさんの主張する所だ。


人間には

・満足感が得られる条件
・不満に感じられる条件

というのがあって、そのどちらも独立しているというのだ。
白井が経営工学の本を読んでた時に出てきた考え方で、なるほどな、と思った。

ちなみに前者を「動機づけ要因」、後者を「衛生要因」という。
名前の由来は

・満足感は動機づけにより与えられる。
・不満は環境により与えられる。

という傾向があるからだろう。
例えば

・サービスの本質を学ぶ為にファミレスでバイトするぞー(・∀・)
・でも時給安いな(´・ω・)

というのは前者が動機づけ要因で、後者が衛生要因である。
前者と後者が独立しているというのは、仮に時給が高くてもサービスの本質を学ぶという本来の目的には関係しないからだ。
つまり、いくら給料が高くなってもサービスの勉強という動機は満たされないので、不満には思わなくても満足感はずーっと得られないというわけだ。

(まぁ、お金を貯めるという二次的な動機は満たされるだろうけど、バイトで得られる金なんて微々たるもんだ。だからバイトで金を貯めようとは思えない。)

マズロー欲求段階説で言えば

・動機づけ要因は上位の欲求に属する。
・衛生要因は下位の欲求に属する。

と言える。

白井が塾講師をしているのは、あくまでも下位の欲求に基づいてのことである。
すなわち

・生活費を得る

という1点に絞られる。
そこに上位の欲求である

・プレゼンテーターとしての自己実現

が入ってきたのを知ったのは、あくまでもつい最近の事である。
しかしそれも既に満ち足りきってしまった。
子供相手のプレゼンから得られる所はあるが、所詮はそれまでなのである。

そうだな、教育業なんて虚業だと思ってしまっている俺には、教育者に対する理想や期待というのが無い。
本来の意味での教育とは家族の仕事であり、教育機関はそれを補佐する存在に過ぎない。

もし教育機関が教育を主導するようになれば、それは社会的な洗脳である。
家庭には個々の価値観があるわけで、それを継承させ、社会的な価値観と親和させるのが家庭の仕事である。
もし社会を優先してしまえば、やれ学歴だやれ建前だと、どうでも良い事が優先されてしまう。
そうじゃないだろ?
それが社会ありきではなく、個人ありきの教育というものではないか。

それらの考え方から教育機関の役割は理解できるのだが、理想的な自分の在り方に繋げられないでいる。
生活費が得られるので、不満にこそ思わないが、満足はできない。


対して技術系・ベンチャー系での思索・行動というのは

・生活費は稼げない。

一方で

・理想の自分を得る。

という意味では最高であると気づく。
数学を解いている時、時間を忘れるのと同じで、コードを組んでいる時は楽しいしね。
PG/PMとして、そして経営者としての未来も描ける。
ビルゲイツジョブズもザッカーバードも最初はプログラマーだったんだ。
したがって

「不満だが満足している」

というわけの分からない状態になる。
不満な点は塾講師の収入でクリアされているので、現状は(あくまでも現状に過ぎないわけだが)問題にならないでいる。
しかし、これは2次的な問題を産む。

・それって前進しなくても良いって事じゃないの?だって不満じゃないんでしょ?

そんな疑問。
それはきっと核心を突く。


ある満足感が前進を抑制するときがある。
ラソン

「もう10kmも走ったんだから、良いじゃん…」

と言って足を止めてしまう事もあるだろう。
でもそれは偽りの満足感だ。
自分の歩を止める為に得る満足は自己満足だ。
現状に満足することは、常にそういう危険をはらんでいる。


常に空腹であれ。